心のつぶやき
  • No.07便通について
No.07 便通について

 食事をすると、食べ物が喉を通り、食道を通って胃に落ちていきます。 そこで消化され、さらに十二指腸を通って、小腸、大腸と通っていく間に消化・吸収を続けながら、最後は便となって排出されます。

 この間に身体にも心にもいろんなことが起こります。今回は最後の過程、便通についてお話ししたいと思います。

 通常の便通は一日一回朝、バナナ1~2本の分量の便が排出されます。 個人差が大きいので、その人の状態によって形や色や量はさまざまです。 心身が良好な場合、直径が2.5cmの棒状で42cm(柔らかいので途切れますが)、色は茶色からこげ茶色くらいと言われています。 黄色く形をなさないと下痢ですね。
便秘気味の人は、ヤギのフンみたいに黒い丸薬の形だったりします。

 下痢の人はストレスフルな状態で、「もうたまらない」という気持ちになっています。
便秘の人は我慢強く、感情を(怒りの感情を)あまり出さないと言われます。
ガスがお腹にたまる人やガスがお腹を動いて腹鳴がある人は不安が強いと言われます。
それぞれに便通と心の状態とはつながりがあるようです。
腹痛や腹部の不快感は単に便通がうまくいかないというだけでなく、心の状態も悪いことを示しています。
ストレスを特定して解消を図るとか、そもそも便通が良くなるように食事に気をつけることが大事になってきます。

 食事に関して言うと、下痢になるのは、よく言われるように冷たいものの取り過ぎ、油もの、刺激物の取り過ぎということです。 便秘の人は、意外と米粒のごはんを食べないことがあります。
米が異なると糞になるという具合に、ごはんは便の原料なのです。
それから、食物繊維、野菜を摂った方がいいとわかっていても、葉物野菜しか念頭にない人がけっこういます。
大事なのは根菜類です。大根、人参、牛蒡、ジャガイモ、里芋、サツマイモの類ですね。
それから海草も食物繊維を多く含んでいます。
ある講演会でお医者さんが、「朝起きたら、まずコップ一杯の水を飲んだら便通がよくなる。」と言ったのを聞いて、毎朝欠かさずにやってみると、スルスルと出てきて便通が規則正しくなり、お腹が痛くなることはほとんどなくなりました。

 心の問題としては、ストレスを受けると人間は不安になります。その不安を軽くしていくとストレスは解消されます。不安を下げる簡単な方法はおしゃべりすることです。友だちや仲間とおしゃべりしていると笑いも出てすっきりします。
声を出すという点では、歌ったりスポーツで大声を出したりするのもいいでしょう。息を吐き出すというのもいい方法です。身体の中から何かを出すことは、感情を出すことにつながり、感情を出すとストレス解消になります。

 食べ物を身体に入れて出すというサイクルと声や汗を身体から出すというサイクルで、身体と心のサイクルの向きは違いますが、いいサイクルを保って穏やかな日々を送りたいですね。

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