心のつぶやき
  • No.10~今、この国の「幸せのモノサシ」とは?~
No.10 ~今、この国の「幸せのモノサシ」とは?~

  先日「幸福度指標」の開発のことをテレビ番組で知った。
「幸福度」を客観的に数値化することによって、社会的な課題を明らかにし、その解決を目指すというものである。
その目的は、とても理にかなったものだと思ったが、同時に「幸福度指標」=「幸せのモノサシ」を万人に適用するという考え方には違和感があった。 なぜなら、私個人は常日ごろ「しあわせは、いつも自分のこころがきめる」という相田みつを氏の遺した言葉に共感しており、「幸せ」は、あくまで各人の主観的なものだと考えているからだ。

 しかし、世界各国においても「幸福度指標」の開発が行われており、世界的な考え方だということも報道されていた。
もちろん国によって「幸せのモノサシ」の目盛には差異があり、それはまたその国の歴史や文化、国民性などを表していて興味深いものだった。
今、東日本大震災で大切な人を失くし、生活の糧を失くした方々が生きるこの国の「幸せのモノサシ」とは、何なのだろう。
それまでの生活と一変した暮らしの中でも「こころと力を合わせられる人と人とのつながり」こそが「幸せのモノサシ」となっていくのではないだろうか。 この震災を経験した国だからこそ、改めて「人と人とのつながり」を一人一人が意識し、そんなつながりが幾重にも積み重なる社会を目指していけると信じたい。
「幸せのモノサシ」は、やはり「こころ」にあるようだ。


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